機材沼について④(エレキギター編)

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2022.12.30

機材沼について④(エレキギター編)

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「機材沼について④(エレキギター編)」です。

前回は傍からみると全く同じに見えるギターを何本も所有している人がいる理由を考えてもらいました。今回はその答え合わせです。

こたえは「年代が違うから」です。

これは正直ギター上級者しか答えられない回答かもしれません。

ギターというのは年代によって材や中の回路や作る工場が違ったりします。

マイナーチェンジを繰り返しているため年代によって音が違うのです。

もっと言えばギターは木で出来ているので個体差があります。

フェンダーやギブソンなど超一流メーカーでも個体差は相当あります。もちろんヴァンザントたゴダンなど品質管理を徹底しているメーカーの場合は個体差がほとんどないメーカーもありますが通常は「個体差がある」というのが常識です。

またここら辺まで来ると収集癖が絡んでくることも多いです。音の良し悪しに関わらず「希少なビンテージ」というだけで収集家の購入意欲を駆り立てるのです。これが純粋な収集家だと投資目的などにもなるのでいいのですが、良い音を追及しているつもりがどこかで収集するほうが楽しくなってしまった。。。という本末転倒な流れに乗ってしまうと沼へ直行することになります。ここまで来てしまうとどんどんギターに求めるものが細分化され、求める音ごとにギターを変えなくてはいけないということにも繋がりかねません。

僕はまだこれで食べて行っているのでギターにかけた金額よりもギターで稼いだ金額の方がはるかに上回っているので元が取れますが、そうでない人の方が多いのが現実です。

ただプロのギタリストの場合はおそらく10本以上ギターを持っている方がほとんどですが、大多数の方は分別があるのでどこかで線を引いて「ここから先は危険」と先に進まないようにしているように感じます。

どこで線を弾くかは難しいですね。僕の場合も所有しているギターだけを考えると20本は下りませんが、実際に無いと困るギターというと5本くらいです。

ではアコギ(フォークギター)やガット(クラシックギター)の場合はどうでしょうか?それは次回書いていきます。

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